プロキシサーバとは

プロキシサーバと言うのは、内部ネットワーク(企業の社内LANなど)とインターネットを仲介するサーバの事です。このプロキシサーバの仕事を一言で説明すると通信の管理と安全確保と言えるでしょう。内部ネットワークの門番的な働きをしており、外部からの不正アクセスを防いだり、内部からの接続先を制限したり監視する、と言った事をしています。ネットワーク内でインターネット(外部)と接触するのはこのサーバだけ、と言うのがセキュリティの面でかなり有効です。社内全てのPCのセキュリティ確保と言うのは、大きな企業ほど大変になります。そんなセキュリティリスクとセキュリティ対策費用を下げる助けになっているのが、プロキシサーバなのです。現在企業などでプロキシサーバを導入しているほとんどの理由は、このセキュリティとフィルタリングで有ると言えるでしょう。 例えば誤ってIPアドレスが漏えいした場合、漏えいしたアドレスはサーバの物なのでセキュリティ上の大問題にはなりません。またプロキシサーバにセキュリティソフトをインストールすれば、内部ネットワークにはその必要は無くなります。設定次第で内部ユーザーが危険なサイトに接続出来ない様に制限できるので、リスク自体を減らす事も可能です。  

プロキシサーバの利用方法

企業のコンピューターは業務で様々なウェブサイトにアクセスし業務を行っています。多くの情報が安全にやり取りされているか、または適切な情報のみにアクセスしているか、または必要なデータだけを受け取るように制御するなど、多くの事を考慮する必要があります。そのようなことを行うことが出来るのがプロキシサーバです。一般的にウェブサーバーの代行をするプロキシサーバの事をいう場合が多いです。企業などの内部のパソコンが直接インターネットに接続するのではなく、プロキシサーバを通すことで、さきほどいったような機能のほとんどが機能することになります。まさにプロキシということばが代理という意味です。どのように利用するかということですが、クライアントと呼ばれるパソコン側から考えると、企業内のネットワークに接続している場合には必ずネットワーク接続の設定にプロキシを利用する設定をしなければ外部のネットワークには接続できないようになっています。そうすることで不適切なコンテンツを閲覧することを制限したりフィルタリングすることが可能になります。システム管理者は適切に業務に関係のあるサイトだけを見るように制御できます。それだけではなく、どのサイトにアクセスしたのかという情報をログとして残すこともできます。

プロキシサーバの種類

プロキシというのは代理という意味です。大企業などでは外部へのアクセスを代行するプロキシサーバが設置されている場合が多いといえます。その役割は主に外部へのアクセスを制限する目的とインターネット上での匿名性を高めることにあります。そして、もうひとつはログの取得を行ってアクセス内容を把握するということを行っている組織もあります。プロキシサーバといっても色々な種類があります。一般的にプロキシというとHTTPのトラフィックを対象とするWebプロキシを指すことが多いです。Webプロキシの場合にはクライアントと呼ばれる企業内のパソコンなどに対してはWebサーバとして動作します。Webサーバーに対してはクライアントの働きをするということになります。いわばWebサーバとクライアントPCの橋渡し役とも言える位置にいるということになります。プロキシを経由することで、IDとパスワードなどでの認証が発生してます。そのことによって、どこのパソコンから誰がどこにアクセスをしているのかを細かく把握することが可能になります。個人情報の秘匿もできるので広く利用されています。代表的なのはWebですが、Web以外にもFTPやGopherなどがあります。

プロキシを使う上での問題点

プロキシサーバーでは、過去にアクセスしたことのあるWebサイトのデータをキャッシュする機能があるため、ユーザーにとってはアクセスを高速化できるというメリットがあります。しかし、対象となるWebサイトが更新されていた場合、キャッシュに残っているデータが古いこともあり注意が必要です。新しいWebデータを閲覧するには、ユーザー側でキャッシュを強制的にクリアする必要があります。 また、一部のWebサイトにアクセスできないことがあるほか、閲覧できたとしても書き込みが出来ないなど、制限されている場合があります。これは、Webサイトの管理者が、プロキシサーバー経由での閲覧や書き込みを拒否しているためですが、犯罪抑止の目的も多分にあります。この場合は、プロキシサーバーを使用しないよう設定変更するか、もしくは拒否設定されていないプロキシサーバーに変更することで、アクセスが可能となることもあります。 セキュリティ面での注意も必要です。プロキシサーバー自体がウイルスに感染してしまうと、プロキシに接続されている全ての端末がウイルスに感染する可能性があります。特に近年は標的型サイバー攻撃が増加傾向にあるため、不正なログが無いか常に監視するなど、プロキシサーバーを管理する側も対策を講じる必要があります。